お弁当を作るのは大変!という声をよく聞きます。 確かに皆さんの作るお弁当は、大変そうです。
小さなお弁当箱に、何種類ものおかずを詰めて、ミニトマトやチーズですき間を埋めて…… 苦労と工夫のあとがしのばれます。
中国には「お弁当」という習慣がありません。お弁当への先入観ゼロの中国人だから言えるのですが、なぜお弁当に何種類ものおかずを詰めなくちゃいけないのでしょう。 「見栄えがいい」「栄養バランスを考えて」「子どもが喜ぶ」……それって本当? 何種類ものおかずがあると、味がまざって逆にまずくなるような気がします。栄養バランスは、朝食と夕食で補えばいい。子どもは何種類ものおかずがあるより、好物がドーンと入っていたほうが喜びませんか? すき間を埋めたミニトマトだって、4時間もすればシワシワで味もトホホ。 日本人には、「お弁当=幕の内弁当」というイメージがあるのかもしれません。でも、あれはプロが作るもの。家庭料理の役割はちがうところにあるはずです。 わたしの作るお弁当はおかずが2品。タンパク質(肉・魚)のおかずと、野菜のおかず、あとはごはんを必要なだけ。仕切りもいらない、冷凍食品も無用。腹もちがよく、4時間後もおいしく食べられ、「お母さんの味」がするもの、それが、家庭で作るお弁当の役割ですよね? シンプルでいいのです。
子どもはアッという間に大きくなります。 うちの子ももう2人とも中学生。大きくなったわが子を見るたびに思います。「この子たちは、わたしの作ったものを食べて、ここまで大きくなったのよ。3食ちゃんと食べさせてきたんだよ!」って。 これがわたしの誇りです。ささやかな自信の源です。 皆さんもどうぞ、お母さんという仕事に誇りと自信をもってください。 そして明日も笑顔で、台所に立ちましょう。 どうぞお元気で、またいつかお会いしましょう。
牛肉にはくさみがあるので、しょうがはいい「におい消し」。 しかも、体を内側から温めてくれる効果があります。 梅雨どきは蒸し暑い時期ですが、気温の変化が激しく、肌寒い日も少なくありません。それなのにエアコンの除湿モードで体は冷え冷え。 そういうとき、冷えから体を守ってくれる食品がしょうがです。 さわやかな香りは食欲増進にも効果大!
材料(4人分) 牛ひき肉・・・・・・・・・300g しょうが(みじん切り)・・・・・・・・・1かけ分 酒・・・・・・・・・大さじ1 黒酢・・・・・・・・・大さじ1 しょうゆ・・・・・・・・・大さじ1 1/2 砂糖・・・・・・・・・小さじ1 サラダ油・・・・・・・・・大さじ1/2 ごま油・・・・・・・・・大さじ1/2
作り方 1 中華なべなどの炒めなべに、サラダ油とごま油を引き、牛ひき肉を入れて火にかける。 2 肉の色が変わるまでほぐしながら炒め、 酒、黒酢、しょうゆ、砂糖の順で調味する。 3 2にしょうがも加え、ある程度水分がなくなるまで 炒め合わせる。
作り方 1パプリカ(赤1個、黄1個)のへたと種を除いて一口大に切り、しめじ1パックは石づきを除き、 塩小さじ1/3を振っておく。 2炒めなべにサラダ油大さじ1と1を入れ、油がなじむように炒める。 酒大さじ3を振り入れて蓋をし、5分間蒸し煮する。仕上げにこしょう少々で香りづけを。
1963年北京生まれ。 北京師範大学を卒業後、1990年来日。現在料理研究家として雑誌やテレビなどで大活躍。 家庭では小学生と中学生の子どもを持つ、明るくたくましいお母さんでもあります。
さらに詳しい内容を、本誌(2008年6月号)15Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。
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