Web-Pick Up3他のPick Upはこちらから 123
暮らしステップアップ
第1回ウーウェンさんの
お母さんは台所のお医者さん
タンパク質をしっかりとって子どもの体、大きく元気になぁれ!
スペアリブとお豆のスープ01スペアリブとお豆のスープ02


吐く息も白くなり、いよいよ冬の到来です。体が芯まで冷えた日は、スープで内側からホカホカになりましょう。

    

中国でスープは湯(タン)と言います。日本のみそ汁に比べたら薄味で、具もあまり多く入れません。水分補給の意味もある、食卓での「飲み物」という存在でしょうか。具がたっぷり入った汁物は羹(ゴン)と言います。こちらは味がしっかりついた、おかず感覚のスープです。

    
スープで内側からホカホカに

ウー家では、四季を通じて夕食にスープはつきもの。湯も羹もみそ汁もポタージュもミネストローネも登場します。家族の体調を整えるにはスープがいちばんです。便秘がちなら、ごぼうやにんじん、れんこんなどの根菜スープ。夏の水分補給には、トマトの酸味のきいたさっぱりスープ。かぜ気味なら体を温める大根やねぎのほかほかスープもいいですね。

家族の体調を整えるにはスープがいちばん

 本日のスープは、スペアリブとお豆のボリュームスープです。子どもたちは日々成長しているので、毎回の食事に良質のタンパク質は欠かせません。だからこそ、動物性タンパク質と植物性タンパク質をバランスよく。お肉は骨つきの豚スペアリブ。骨からカルシウムもとけ出して丈夫な骨をつくります。もちろんおいしいだしも出る! 香りのもとのセロリは、煮すぎないことがたいせつです。さぁ、召し上がれ!

  笑顔で食べている子どもたちを見ると、わたしはいつも「子どもってすごい」と感心します。食べたものがそのまま骨になり、筋肉になり、血液になり、脳になる。今日より明日、明日よりあさって、そして今年より来年のほうが、心も体も大きくなる。食べて、出して、食べて、出して。当たり前のようにそれを繰り返しながら、気がつけばわたしの身長を超えてしまう。だからこそ、いま、このときに、子どもの体が求めるものを食べさせたいのです。そんな願いを込めたウー・ウェンの連載は来年も続きます。皆様よいお年を!

    
12月の食材白いんげん豆 白いんげん豆

缶詰めの豆も出回っていますが、乾物のお豆のほうが抜群においしい味わいなのです。

中国では乾物をもどすとき「乾燥にかかった時間と同じだけの時間をかけなさい」と言われますが、わたしは24時間浸しておきます。
ひたひたの水にお豆をつけて、足りなくなったら足して。

水が多すぎるとうまみも逃げちゃいそう。
少しだけ手間はかかるけれど、スープのおいしさは数段上ですよ!

    
スペアリブとお豆のスープ

材料(4人分)

豚スペアリブ
(お店で2p幅に切ってもらう) 400g
白いんげん豆(乾燥) 100g
セロリ 2本(正味200g)
塩 少々
A
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
 酒 大さじ2
 こしょう 小さじ@/3
 水 3カップ
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

作り方

1 白いんげん豆は、水に浸して一晩もどしておき、
水けをきる。

2 なべに 1 と下ゆでしてお湯をきったスペアリブを入れ、Aを注いで火にかける。

3 煮立ったら弱火にして、蓋をして30分煮る。火を止めたら、そのまま30分おく(これで豆もスペアリブもふっくらやわらかくなるのです)。

4 1p角に切ったセロリを加えて再度火にかけ、煮立ったらさらに5〜6分煮て、塩で調味する。

    
ウーウェンさん ウーウェンさんプロフィール

1963年北京生まれ。
北京師範大学を卒業後、1990年来日。現在料理研究家として雑誌やテレビなどで大活躍。 家庭では小学生と中学生の子どもを持つ、明るくたくましいお母さんでもあります。

    

さらに詳しい内容を、本誌(2007年12月号)15Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。

このホームページのコンテンツおよび画像の無断転載を禁じます。
(C)Copyright 2007, SHUFUNOTOMO Co.Ltd. All rights reserved.