子どもの成績、気になりますよね。いい学校に入ることが幸せだとは思わないけれど、頭がいいに越したことはない。
だって子どもは親の宝でもあるけれど、地球の未来を担う人類の宝でもあるのです。政治のこととか、平和のこととか、地球環境のこととかを、ちゃんと考えられる大人になってもらわなくちゃ困ります。
でも、成績表を眺めて「こんな成績で大丈夫なの?」なんて、親が言ってはいけません。不満の言葉がのど元までせりあがってきても、理性を総動員してゴクンと飲み込むのです。 親の仕事は、子どもの点数や順位をチェックすることじゃない。自信をなくしていないかどうか、そこをチェックするのが親の仕事。成績がいいと子どもは自信たっぷりの笑顔になりますが、下降気味だと自信を失います。自信がなくなると、学校がつまらなくなってしまう。 親は子どもの応援団長。「この子はもともと頭がいい。一番になれる実力がある。将来は総理大臣にだってなれるはず!」と、親が信じてあげましょうよ。親が無条件に信じるからこそ、子どもは自分自身を信じられるようになるのですから。
だからわたしは、励ましの言葉といっしょに、食卓に背の青いお魚を並べます。いま最高においしいさばには、成長期の子どもに必要な良質のタンパク質はもちろん、脳の栄養素とも呼ばれるDHA(ドコサヘキサエン酸)がたっぷり。これが不足すると、学習能力や記憶能力に影響が表れるのだそうです。 でも、青魚が嫌いな子も少なくありません。生ぐさい、小骨が多い、食べにくい。そんなハードルをクリアするのは調理法。小骨が残りやすい身の中央を縦に切り、小骨を先にとり除いてしまいます。油でカラリと揚げるのでくさみも残りません。 DHAが算数のテストでどんな威力を発揮するのかは未知数ですが、母の愛情はたっぷり。こちらの効果は抜群のはず!
寒くなるとさばにはたっぷりの脂がのっておいしさも格別。 しかも脂の中には、脳の栄養ともなるDHA、 血液をサラサラにするEPAが含まれていますから、 旬のこの季節にたっぷり食べたいものです。 和食のみそ煮も塩焼きもおいしいですが、 子どもには油で揚げる調理方法がおすすめです。 背青の魚は傷みやすいので、買ったその日に食べ切って。
材料(4人分) さば(三枚におろしたもの) 2枚 ねぎ 2本 A -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- みそ 大さじ2 酒 1/2カップ しょうゆ 大さじ 1/2 酢 大さじ1 こしょう 少々 -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+- かたくり粉 大さじ1 こしょう 少々 サラダ油 大さじ 1 1/2
作り方 1 さばは3cm幅に切り、かたくり粉とこしょうをまぶす。 2 いためなべにサラダ油を入れて熱し、1を並べて両面を焼く。 3 Aを加え、煮立ったら弱火にして蓋をし、10分煮る。 4 斜め薄切りにしたねぎをのせ、蓋をしてさらに2分間蒸し煮する。最後に全体をからめ、こしょうで香りづけをする。
1963年北京生まれ。 北京師範大学を卒業後、1990年来日。現在料理研究家として雑誌やテレビなどで大活躍。 家庭では小学生と中学生の子どもを持つ、明るくたくましいお母さんでもあります。
さらに詳しい内容を、本誌(2007年11月号)15Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。
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