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暮らしステップアップ
第1回ウーウェンさんの
お母さんは台所のお医者さん
夏の疲れ、出ていませんか? さっぱりやさしいスープでおなかを休ませて
酸辣湯01酸辣湯02


毎日毎日、本当に暑いですね。盛夏を過ぎると、体はかなり疲れてくるはず。

    

「体調がいまひとつ」「なんとなくダルい」「食欲がでない」なんていう声も耳にします。

そんなとき、皆さんはどんなものを食べますか? 元気がないときこそスタミナメニュー!とばかりに、焼き肉やうなぎ?

    
盛夏を過ぎると、体はかなり疲れてくるはず。

それとも「冷たい飲み物や食べ物でさっぱりしたい!」と、ビールと枝豆でいく?

元気いっぱいのときならそれもいいでしょうね。でも体が疲れているときに、そんな食事でだいじょうぶ?

高カロリーのメニューは消化するだけでも体力を使います。疲れた胃腸にさらに負担をかけることになりませんか?

冷たいメニューは、食べた瞬間はさっぱりするけれど、あとで胃が重くなったり、ダルくなったりしますよね。

この季節、わたしの信条は「自然に逆らわない」ということ。夏という季節に対して謙虚(難しい日本語知っているでしょ?)になるのです。だって、人間だって自然の一部。季節に合った生活をしなくちゃ。

食欲がないなら無理に食べなくていい。

夏野菜はとても水分が多いけれど、カロリーは低いですよね。これは「夏は高カロリーのものをとらなくていいんだよ。水分をたっぷりとって、体を休めて、秋になったらしっかり働きなさい」という、自然からのメッセージのような気がするのです。

食欲がないなら無理に食べなくていい。うちの子たちも、夏は大好きなお肉にも箸が伸びませんよ。でも、それでいい。体がそう望んでいるんだから。子どもは正直です!

この季節、わたしのおすすめは、きのこの酸辣湯。きのこは薬用効果が高く体調を整える力があり、黒酢は疲労回復に効果的。おとうふは良質のタンパク質が豊富。さっぱりした口当たりなのにおなかが温まり、体が落ち着いていくのがわかります。

涼しい風が吹いたら秋もすぐそこ。豊かな実りの季節がきたら、またしっかり食べましょう!

    
8月の食材いんげん 白菜

疲労回復に役立つ酢酸と、他の酢に比べてアミノ酸が
多い注目の黒酢。

日本では飲み物としても定着していますが、中国ではもちろん料理に使う調味料。ほぼ毎日何かの料理に黒酢が使われます。

中国の黒酢は、土地ごとに原料も熟成方法も違うので味もいろいろ。それが気候風土とあいまって、郷土料理の味となるのです。
日本のみそやお酒とも似ていますね。

    
いんげんの鶏そぼろ

材料(4人分)

木綿どうふ 1丁(300gのもの)
エリンギ 2本
えのきだけ 1袋
しめじ 1袋
卵 2個
水 4カップ
鶏ガラスープのもと 小さじ1
A---------------------
  黒酢 60驕i大さじ4)
  こしょう 小さじ1
  塩 小さじ1/2
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B---------------------
  かたくり粉 大さじ1
  水 大さじ2

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ごま油 大さじ1

作り方

1 木綿どうふは一口大に、エリンギは斜め薄切りにし、えのきだけとしめじは石づきをとる。

2 なべに水、鶏ガラスープのもと、1を入れて火にかけ、煮立ったら5分間煮る。

3 Aで調味し、Bで水どきかたくり粉を作り回し入れる。さらにとき卵を流し入れ、仕上げにごま油で香りづけを。

    
ウーウェンさん ウーウェンさんプロフィール

1963年北京生まれ。
北京師範大学を卒業後、1990年来日。現在料理研究家として雑誌やテレビなどで大活躍。 家庭では小学生と中学生の子どもを持つ、明るくたくましいお母さんでもあります。

    

さらに詳しい内容を、本誌(2007年9月号)15Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。

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