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暮らしステップアップ
第6回ウーウェンさんの
お母さんは台所のお医者さん
夏野菜で体の内側からもやさしく水分補給
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東京の夏は暑いですね。でも、北京の夏だって負けていません。強い日差しがじりじり照りつけ、気温が40度を超える日だってあるんです!

    

今回はそんな北京の酷暑を乗り越えてきたウー家伝統の教え(?)を伝授します。それは「汗をかくからといって、水をグビグビ飲んではいけない!」。

もちろん水分補給は大切です。命にかかわることだから。
でも、水ばかり大量に飲んでしまうと胃酸が薄まって食欲は落ちるし、すぐ排泄されてしまうだけ。飲めば飲むほど、体が弱ってしまうのです。

    
水分は野菜や果物でしっかりとる 料理

だから、水分は野菜や果物でもしっかりとりましょう。たとえばスイカ。
北京ではスイカ売りは夏の風物詩。家族で1日1個食べるのは当たり前でした。

野菜だって、トマトやなす、きゅうりなどはほとんど水分ですからたっぷり食べます。消化しながらゆっくりと吸収された水分は、やさしく体の内側から潤してくれます。

たくさん煮て密閉容器の中で保存。ウー家の冷蔵庫の夏の常連さんです。(右写真)

夏野菜の煮物をどうぞ

というわけで、今回は色鮮やかな夏野菜の煮物をどうぞ。
野菜の水分だけで煮ているので、驚くほど濃厚で豊かな味わい。
旬の野菜のもつエネルギーを感じずにはいられません。

去年の夏、娘のお弁当にこの煮物ときゅうりをたっぷり入れました。
娘はダンス部ですから、汗をたくさんかくのです。
練習を終えて戻ってきた娘のひと言。「今後もこの調子でお願いします」(笑)。ハイ、了解です!

    
7月の食材 夏野菜 白菜

中国では、春は山菜や葉物野菜、秋はきのこ、冬は根菜、そして夏は果菜類(実物野菜)を食べなさいと言われます。

茄子(なす)、西紅柿(トマト)、青椒(ピーマン)、扁豆(いんげん)、南瓜(かぼちゃ)。

ほかにも枝豆やとうもろこし、きゅうりなど、彩りも鮮やか。水分が多く体を冷やす効果のある夏野菜。たっぷりとることが健康の秘訣!

    
夏野菜の水なし煮物 料理

材料(作りやすい分量)

かぼちゃ   1⁄4個 (350g)
いんげん   1袋 (100g)
なす   5〜6本 (250g)
トマト   2個 (300g)
パプリカ(黄、赤)   各1個
鶏ガラスープのもと   小さじ1
酒   100ml
塩   小さじ1⁄5
サラダ油   大さじ2

トマトは皮をむかず半分に切って豪快に。
それでもすぐに煮くずれます。(写真右)

作り方

1 かぼちゃは皮と種を除いて大きめの角切りに。 いんげんは筋をとり、なすはへたをとり皮をむく。
パプリカはへたと種をとって四つ切りに、トマトは へたをとって横半分に切る。

2 中華なべなど大きめのいためなべにサラダ油を入れ、かぼちゃ、パプリカ、なすを加えていためる。

3 油がなじんだら、野菜の上にトマトをのせ、鶏ガラスープのもと、酒、塩を加え、煮立ったら弱火に。
蓋をして10分ほど蒸し煮する。

4 全体に火が通ったらいんげんを加えて3分ほど蒸し煮に。

5 好みでみょうがや青じそをのせて。

    
ウーウェンさん ウーウェンさんプロフィール

1963年北京生まれ。
北京師範大学を卒業後、1990年来日。現在料理研究家として雑誌やテレビなどで大活躍。 家庭では小学生と中学生の子どもを持つ、明るくたくましいお母さんでもあります。

    

さらに詳しい内容を、本誌(2007年7月号)15Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。

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