母親というのは、本当に大変な仕事です。料理研究家ウーウェンの仕事もラクではありませんが、休みもあるし、アシスタントもいます。
けれど、2人の子どものママはわたしだけ。24時間緊急出動態勢だから、疲れてもボロボロでも「ママ、どうしよう」と言われれば「まかしといて!」とカラ元気をふりしぼるしかありません。大変な仕事だからこそ、イライラすることもあります。 大事な大事な子なのに「どうしてできないの?」「どうしてママを困らせるの?」と腹の立つこともありますよね。 でもそんなときこそ深呼吸して、こう自分に言いましょう。「それはあなたの子だからよ」って。
だらしないのも自分に似てる。勉強しないのもわたしにそっくり……。 なのにイライラしちゃうのは、きっと疲れている証拠。 気持ちを切り替えて、自分にうんと優しくしてあげましょう。 わたしはどんな忙しいときでも、自分のための時間を作ります。 大好きなお茶を入れてホットひと息つくとかね。 最近のお気に入りはネイルサロン。手の爪に塗ると家事ができませんから、足の指に。 色を選ぶのは娘におまかせ。「えっ!?こんな色?」という色を選んでも、足の指だから大丈夫(笑)。
そしておいしい夕食を作りましょう。 蒸暑い日には、ビールにもごはんにも合う黒酢の酢豚はいかが?えっ? ダイエット中!? でもイライラしてたら、どんなにやせてもキレイに見えませんよ。 おいしいものを食べることは、内側からキレイにしてくれる最高の美容法。 今回ご紹介する酢豚は、豚肉だけの酢豚。 いつもの酢豚と違うでしょ?でも本家はこっち。 しかも黒酢をたっぷり使っているので、揚げ物だけど胃にもたれません。 しっかり食べても翌朝は、スッキリお腹がすいて「今日もがんばるぞ」と元気が出ます。 本当ですよ。ウー・ウェンさんはうそつきません!
長寿の島・沖縄の人は豚肉をたくさん食べますが、その伝統は中国からきたもの。中国の豚肉食の歴史は古いんですよ。 豚肉はビタミンB1が豊富で、疲労回復やイライラ解消に効果的。 黒酢と合わせることでさらに効果はアップします。 日本では黒酢を飲む人もいますけど、お酢はやっぱり調味料。 料理にももっともっと使ってみませんか?
材料(4人分) 豚肉(トンカツ用) 300g ねぎのみじん切り 10cm分 A 酒 大さじ1 しょうゆ 大さじ1⁄2 こしょう 少々 かたくり粉 大さじ2 揚げ油 2⁄3カップ B 黒酢 大さじ2 塩 小さじ1⁄3 砂糖 大さじ1と1⁄2 酒 大さじ2
作り方 1 豚肉を1cm程度の棒状に切り、Aの材料で下味をつける。 2 1にかたくり粉をまぶし、170度に熱した油で揚げる。 3 別の鍋にBを入れて火をかけ、煮立ったら2を入れてからめる。皿に盛り、ねぎのみじん切りを散らす。
1963年北京生まれ。 北京師範大学を卒業後、1990年来日。現在料理研究家として雑誌やテレビなどで大活躍。 家庭では小学生と中学生の子どもを持つ、明るくたくましいお母さんでもあります。
さらに詳しい内容を、本誌(2007年2月号)15Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。
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