春が近づくと、花屋さんはもちろん、公園の花壇やいつもの散歩道で色とりどりの花が目に飛びこんできます。もう、それだけで一日中ハッピー。
だから、家の中にも花を飾りたいと思うんです。だって、毎日忙しい家族にも幸せを分けてあげたいでしょ。 今月の花は、小さくて愛らしいビオラ。同じくこの時期に咲くヒヤシンスを組み合わせると、花がぐぐっと引き立ちます。そして、これらの花をただ花器にさすだけではなく、"花をとめる"というテクニックを使えば、アレンジが美しくまとまります。「花どめ」は針状の突起がある剣山を使うと楽ですが、けがをしそうで怖いし、わざわざ買うのは手間。でも、実は道具を使わなくてもじょうずに花をとめられる方法があるんです。それは、花自体を花どめにすること。 やり方はかんたん。ヒヤシンスの花と葉を対にして花器の中でクロスさせ、交わる部分にビオラを放射状にさしていくだけです。花がばらばらにならず、すっきりとまとまるのでぜひお試しを
生けたときに全体がまとまるよう、まず花器の中でヒヤシンスの花と葉をクロスさせる。こうすると交わった部分が花どめになり、 放射状にさしたビオラがしっかりとまる。 剣山がなくてもOK。
ビオラは、水につかる部分の葉を切る。水がにごりにくくなるので水かえのペースも少なくてすむし、 花が長くもつ。 切り終えたら、1のヒヤシンスがクロスしている部分に 放射状にさしていく。
パンジーよりもやや小ぶりで、色や模様の種類が多く、 春の花壇に欠かせない花。 秋の終わりから春先にかけて咲き、じょうぶで長もちする。 ポットに入った苗は100〜300円。
ビオラだけを生ける場合は、カップなど小さめの器を選びましょう。 葉の部分で花がとまるので、 向きがバラバラでもきれいにまとまります。
ヒヤシンスなどの球根花は、茎の部分がぬるぬるしてくる。 そのままにすると水がにごるので、水をかえるときにぬめりをとるように洗うと、長もちする。 2、3日に1回を目安に。
1961年神戸生まれ。 雑誌やテレビで活躍するかたわら、自宅でのアレンジレッスンなどを通じ、 "暮らしの花"の楽しみ方を提案している。 HP http://www15.big.or.jp/^b-soleil/
さらに詳しい内容を、本誌(2007年3月号)11Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。
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