海をまるごと切り取ったような巨大で美しい水槽がある「沖縄美ら海水族館」、幻想的なクラゲたちの飼育で知られる「新江ノ島水族館」など、近年、魅力的な水族館のオープンが続いています。あの吉本興業までが横浜に「よしもとおもしろ水族館」を作ったほど、いま水族館は注目の的。多くの人たちの人気を集めています。
新江ノ島水族館や鳥羽水族館などを手がけ「水族館プロデューサー」として有名な中村 元さんにうかがうと、
「飼育技術や、水槽建設などの技術が向上したこともありますが、現代に生きる私たちの心がいま水族館を必要としているんじゃないかと思います」
確かに、自然とゆっくりふれあえる水族館は大人たちにとっても魅力的ですが、もちろん、生き物好きの子どもたちにも大人気。親子で水族館を楽しむためのコツはあるでしょうか?
「大人も子どもも、自分の気に入った水槽の前でゆっくり時間をすごすのはいかがでしょう。特に子どもたちに対しては『これを見なさい』などとコントロールするのではなく、好奇心のおもむくまま行動させてあげるのが一番だと思います。自然の池や川や海に、自由に分け入っていく機会が少ないいまの子どもたちにとって、水の世界への唯一の冒険の場所なんですから」 |