基本から学ぼう! 料理のギモン解決Q&A
「茶わん蒸し」の作り方
一度成功すると、「な〜んだ、こんなに簡単なんだ」と思う茶わん蒸し。強火で一気にあたため、弱火でふんわりと蒸す、火かげんのコツをつかめば、“すが立つ”心配はありません。蒸し器がなくても、蓋つきのなべやフライパンでだいじょうぶ。できたてのおいしさに、家族も大喜びです!
指導/ ほりえさわこ先生 料理研究家・栄養士

生しいたけは半分に切り、かまぼこは7 〜8mm幅に切る。ささ身は筋をとってそぎ切りにし、塩、酒をまぶして下味をつける。飾り用の三つ葉も用意する。
均等に分ける
具は重いものから順に茶わんに入れ、卵液ができたらすぐに加えられる準備を。
だしは市販のもとを使わず、削り節で一番だしをとったほうが断然おいしい! 火にかけてひと煮立ちさせ、熱いうちに塩、酒、みりん、薄口しょうゆを加えてとかす。
卵をボウルに割り入れて菜箸でよくほぐし、熱いままだしを少しずつ注ぎまぜる。次にざるでこし、卵の白い部分(カラザ)をとり、卵とだし、調味料を均一にまぜる。カラザは表面に浮いて固まってしまうので、必ずとる!
卵液を玉じゃくしですくい、4つの茶わんに均等に分ける。泡が立たないようにそっと注ぎ入れると、軽い具が自然に浮いてくる。裏ワザ! 表面にプチプチとした泡が出て気になるなら、たね火ライターで加熱すればはじけて消える。
裏ワザ!
表面にプチプチとした泡が出て気になるなら、たね火ライターで加熱すればはじけて消える。

茶わん4つが入る、蓋つきのなべ(フライパン)を用意。すべらないよう、なべ底にクッキングペーパーを1枚敷く。茶わんの高さ!/3ぐらいの水を入れ、並べ入れる。
蓋なしで強火にかけ、沸騰したら菜箸をかませて蓋をし、蒸気を逃がす。そのまま強火で2分ほど強い蒸気で蒸し、全体があたたまったら、弱火で13〜15分、弱い蒸気で蒸す。この強火→弱火の火かげんが肝心
蒸し上がったら、蓋の水滴が茶わんに落ちないよう、パッと蓋をとって! 茶わんを揺するとぷるぷると固まっていて、竹串を刺して透明な汁が出ればでき上がり。
 

卵液は加熱ムラのないよう円筒形の器に入れ、アルミ箔で上部を包んで竹串で数カ所穴をあける。1個で強(600W)1分、弱(150W)4分の加熱を目安に、2個なら2倍にする。
「強1分、弱4分」で成功、「強1分、弱5分」では完全にすが立った。器の形、具の量や水分量、強弱のワット数の違いによっても差が出るので、この結果を目安に調整を。


●材料(4人分)
 卵………………3個
 だし……2.5カップ
 塩………小さじ1/2強
 酒…………大さじ1
 みりん……小さじ1
 薄口しょうゆ小さじ1

生しいたけ………2個
鶏ささ身…………1本
塩、酒…………各少々
かまぼこ………約3cm
三つ葉…少々
作り方は、右のとおり。卵液の配合を覚えたら、具はえび、ほうれんそう、ゆり根、ぎんなんなど、いろいろ入れて楽しもう。
 
 
さらに詳しい内容を、本誌(2004年4月号)123Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。 ↑TOP ↑TOP
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