基本から学ぼう! 料理のギモン解決Q&A
「振り塩」と「塩もみ」
少しの誤差も仕上がりに影響する塩分は、味を左右するばかりか、くさみとり、水出しなど、おかず作りには欠かせない調味料。そんな塩の適量 がつかめない人のための、塩の下ごしらえマスター編です。
指導/ ほりえさわこ先生 料理研究家・栄養士
撮影/山田洋二(主婦の友社写真室)
酢の物やサラダに使う野菜の水けを抜くには、塩をもんでしぼるのがいちばん簡単。ただし、塩の量 がいいかげんだと、仕上がりが塩辛くなって失敗するので「きっちりはかる」ことが重要! “重量 の2%”を守れば、塩もみしたあと水洗いする必要もなく、そのまま調理してちょうどいい塩かげんに。こちらはあら塩でも問題なし。 振り塩は余分な水分を抜いて生ぐさみをとり、下味をつけるのが目的。肉も魚も常温にし、10分前を基本に「新鮮なものは直前」「脂の多いものは塩がしみにくいので早め」と覚えましょう。「部分的に塩辛い!」とならないよう、均一に振るにはサラサラの塩がよいのですが、あら塩なら電子レンジで軽く加熱し、ほぐして使います。


かぶ、大根、白菜、きゅうりなど、水けの多い野菜を薄切りにし、塩を振る。300gの場合、重量 の2% =6gで。
ボウルの底のほうから返すようにして、押しつぶさずに両手でふわっとまぜる。全体に塩が回ればだいじょうぶ。そのまま放置する。
濃度の濃い塩が野菜の水分を引き出し、ボウルの底に水がたまる。10分で、全体の20〜30 %の水分が出て、しんなりとしてくる。
両手で一度にしぼろうとすると、しっかり水けをきれない。片手にこんもりのせ、何回かに分けてしぼる。
水滴をきってしぼる。酢の物のときは塩もみ不要、と思っている人は ×。必ず野菜の塩もみ→水きりを。
肉200gだと、重量 の1%=塩2g(小さじ1/2弱)が適量。まず、塩の半量とこしょう少々を受け皿に均一に振り、肉をのせる。
さらに、残りの塩とこしょう少々を上から振れば、両面 に“振り塩”完了! このやり方なら、肉を裏返す必要なし。
時間をおくほど、とけた塩が中までしみ込み、塩味がつくと同時に身も引き締まってくる。
生ぐさみが抜け、ほどよく塩分もしみた10分後、表面 に水けが出ればペーパーで軽く押さえる。特に小麦粉をつけるときは忘れずに。
 
 
 
さらに詳しい内容を、本誌(2003年12月号)39Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。 ↑TOP ↑TOP
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