基本から学ぼう! 料理のギモン解決Q&A
今月は「だしのとり方」をマスター
和食の味のきめ手になる、だしヲ。一番・二番だし、煮干しだし、市販だしと、基本のだしのプロセスを復習します。「味が薄い」「苦い」「生ぐさい」などの不満も、これで解決!
←ほりえさわこ先生 料理研究家・栄養士
解決Q&A
Q1 「こぶ+かつお」のだしってよく作るけど、手順が違うのか、風味よく仕上がらない
A こぶもかつおもグツグツ煮ないと、 苦みやえぐみが出ずに仕上がります。
こぶは10cm程度を使う。表面 についた砂や汚れは、水で洗うとうまみも流れてしまうので、かたくしぼったふきんやペーパータオルでさっとふきとる。 なべに水3.5カップとこぶを入れる。できれば30分以上おいてうまみを出し、さらに、火にかける前にハサミで数カ所に切り目を入れておく。 2のなべを中火(水にひたさず火にかける場合は弱火)にかけ、気泡がふつふつと出てきたらこぶを引き上げる。グラグラさせると、海藻くささやぬ めりがとけ出すのでNG!
「水3.5カップに削りがつお山盛り1カップ」が基本の量 。こぶを引き上げたら、一度に加えて弱火にし、沸騰させずに静かに1〜2分煮る。 火を止めたら、そのままかつおが沈むまで1〜2分待ち、うまみを出す。 ふきんかペーパータオルを敷いた万能こし器でこし、澄んだだしを作る。"だしがら"はしぼらず、自然に汁がきれたら引き上げ、えぐみやにごりを出さない。
水3.5カップにこぶ10cmと削りがつお山盛り1カップ分の分量 と、煮立たせない手順を守れば、うまみと香りが濃厚な「一番だし」が完成! 上品な味わいのだしは、おすましのほか、茶わん蒸しやだし巻き卵などに最適。
Q2 一番だしのだしがら、 捨てるのは もったいないけど……
A 手でひとつかみの「追いがつお」を加えれば、二番だしがとれます
なべに水2カップとだしがら(こぶと削りがつお両方とも)を入れて火にかける。沸騰したら、手でひとつかみの削りがつおを加える。 削りがつおが少なめなので、このままごく弱火で5分ほど煮てうまみを出す。万能こし器でこしたら、だしがらはしぼってもだいじょうぶ。
 
透明度や味の上品さにはこだわらずに、じっくり煮出した二番だし。一番だしにくらべると色、風味とも落ちるので、おすましにはもの足りない。でもみそ汁や煮物など、ほかの調味料で味の調整をするなら、じゅうぶんおいしく使える。
 
 
さらに詳しい内容を、本誌(2003年6月号)81Pでご紹介しています。ぜひご覧下さい。 ↑TOP ↑TOP
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