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Tさん:
これまで、だいたい28日周期で来ていた月経が、ここ半年ほど、40日周期になったり、20日で来たりと乱れてきました。それに、月経と月経の間のころに、出血があったのも気になっています。 |
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野末先生:
子宮がん検診は最近いつ受けましたか? |
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Tさん:
下の子の妊娠時から2年間受けていません。 |
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野末先生:
子宮がん検診は定期的にきちんと受けるようにしましょう。とくに、不正出血、つまり月経時以外に出血をみた場合、まずは婦人科で調べてもらうことをすすめます。また、今回の出血も、基礎体温を付けていると、その原因を探るのに参考になるんですが、付けていますか? |
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Tさん:
いいえ、子どもをつくる前は付けていましたが、今はもう付けていません。毎朝起きる前に体温を測るのが、めんどうで…… |
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野末先生:
基礎体温は、なにもベッドから出る前に測らなければならないと決まっているわけではないんですよ。朝起きて、歯をみがいたり水を飲むなど、口に何か入れる前であれば、トイレに行った後でもいいですし、ベッドから出てソファに座って測ってもいいんです。要は、毎朝同じ条件で測ることです。 |
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Tさん:
そうなんですか。基礎体温を測っていると、どういうことがわかるんですか? |
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野末先生:
たとえば、あなたのように月経が来るころでないのに出血があった場合も、排卵期出血なのか、月経が早めに来たためなのかなど、基礎体温を付けているとわかります。排卵期出血とは、女性ホルモンの影響で排卵の時期にみられる出血ですが、病的なものではないので心配ありません。基礎体温を付けていると、排卵の時期や、高温期や低温期がわかるので、出血があっても生理的なものか、気がかりなものか、参考になるわけです。 |
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Tさん:
最近、月経周期が乱れているのも、基礎体温を付けていると、何が原因かわかりますか? |
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野末先生:
そうですね、参考になりますよ。だれしも30代も半ばを過ぎると、卵巣の働きが低下してきます。ストップすると、卵巣からの女性ホルモン分泌に乱れが生じ、基礎体温表でも高温期と低温期がはっきりしなくなったり、低温期がずっと続いたりすることが。同時に、月経の周期が短くなったり、間隔が開いてきたり、月経量が減ったり、急にどっと増えたり、さまざまな体の変化も出てきます。このような変調は、たいてい40代に入って起きてくることが多いのですが、30代からみられるときは、早めの更年期の場合もあります。 |
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Tさん:
ふつうよりも早く更年期が来ると、何か問題がありますか? |
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野末先生:
更年期とは、閉経の前後、数年間を言います。日本人女性の平均的な閉経年齢は51歳ごろですから、更年期が早いということは、閉経にともなって起きる女性ホルモンのバランスの乱れがみられ、その影響で更年期障害が早く出てくる心配があります。また、骨粗しょう症などのほか、老化の進行も早まる可能性がありますね。ですから、早めに卵巣の機能低下が認められた場合は、ホルモンを補う治療などが必要になることもあります。いずれにしても、婦人科を受診することが大切ですね。その際には、ぜひ基礎体温表を持参してください。診察の役に立ちますからね。 |
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Tさん:
わかりました。どうもありがとうございます。 |
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野末先生:
おだいじになさってください。 |
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