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Aさん:
このところ、体調がすぐれず、どうきやめまいが急に起きたり、手足がすごく冷えてつらいので、一度内科でみてもらいました。しかし、とくに異常はないとのことでした。それでも最近、生理の量も少なくなってきているし、友だちに相談したら、そろそろ更年期なんじゃないの、と言われ気になります。まだ30代なのに、更年期とかって、あるんですか? |
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野末先生:
基礎体温はつけていますか? |
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Aさん:
はい。2カ月ほどつけてみたら、高温期が1週間もなくて、低温期が長いんです。 |
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野末先生:
じつは、卵巣の働きは、30代半ばぐらいから衰えていくんですね。卵巣は、月経の周期に応じて、女性ホルモンを分泌しているところですから、この働きが落ちてくると、月経の量が減ってきたり、ダラダラと出血が続いたり、周期が乱れるなどの月経トラブルが起きてきます。基礎体温をつけると、低温期がずっと続いて、排卵がみられないなどのグラフになります。更年期というのは、生理がストップする閉経の前後をいうのですが、どうきやめまい、手足の冷えなども、更年期の症状である可能性がありますね。ただ、これらはたいてい、更年期が始まる40代半ばごろからみられる症状ですから、30代からというのは少し早いですね。 |
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Aさん:
一度、婦人科に行ったほうがいいですか? |
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野末先生:
そうですね。婦人科を受診し、血液検査でホルモン値を測るなど、きちんとみてもらったほうがいいでしょう。その際、基礎体温表も持っていくと資料として役立ちますね。 |
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Aさん:
血液検査で、どういうことがわかるのですか? |
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野末先生:
更年期になると、女性ホルモンの分泌バランスが乱れてくるので、血液中のホルモンの量を調べることで、更年期かどうかの診断がつきます。もしも早めの更年期ということでしたら、治療を受けることをすすめます。というのも、このまま放っておくと、めまいやどうき、手足の冷えなどの他、ほてりや急な発汗、イライラといった更年期症状が早めにあらわれることが心配されるからです。 |
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Aさん:
閉経も早いということですか? |
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野末先生:
平均的な閉経年齢は50〜51才ですが、今から女性ホルモンが減ってきているとなると、閉経時期も早くなる可能性があります。閉経が早いと、骨粗しょう症や高血圧や高コレステロール血症などが、他の人よりも早く、40代ごろから起きる可能性が高くなりますね。 |
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Aさん:
治療法には、どういうものがありますか? |
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野末先生:
血液検査などでプレ更年期ということがわかったら、まずは女性ホルモンの減り方を、平均的な落ち方に修正する必要があります。そこで、あなたの年齢であれば、避妊もかねてピルを使うのも効果的です。低用量ピルであれば、含まれている女性ホルモンも少ないので、副作用も少ないでしょう。その他、漢方薬も、月経トラブルや更年期症状に効果的なものがあるので、婦人科で相談してみることをすすめます。 |
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Aさん:
わかりました。どうもありがとうございます。 |
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野末先生:
おだいじになさってくださいね。 |
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