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Oさん:
最近、まだ若いのに子宮頸がんになった人の話など聞き、不安になってきました。
子宮頸がんは私のような20才代でもかかるのですか? |
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野末先生:
子宮がんには、子宮の入り口部分にできる子宮頸がんと、子宮の奥の体部にできる子宮体がんとがあります。このうち、子宮体がんは50代以降に発症のピークを迎えるがんですが、子宮頸がんは20代の若い女性でもかかるがんです。10代でも、性生活を持っている人は、リスクが高くなります。もちろん出産経験がなくても性生活のある人は、ぜひ検診を受けてほしいですね。妊娠した場合は、ほとんどの病院で妊婦さんに子宮頸がん検査を行っていますが、産後も定期的に受けることが大切ですね。 |
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Oさん:
子宮頸がんになりやすいのはどういう人ですか? セックスと関係があるというのはほんとうですか? |
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野末先生:
子宮頸がんになりやすいのは、複数の人との性交を持っていること、妊娠・出産回数が多いことなどがあげられます。セックス経験があるほどリスクが高くなるということですが、なぜなら、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)は、セックスで感染するものだからなんです。HPVがセックスを介して女性の子宮頸部に感染すると、そこの細胞をがん化させてしまうわけです。 |
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Oさん:
そうなんですか。このウイルスにかかると、子宮頸がんになるということですか? |
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野末先生:
感染した人全部が全部、子宮頸がんになるということではありません。ヒトパピローマウイルスは100種類近くあり、このうち悪性のものに感染すると子宮頸がんを発症するということですね。 |
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Oさん:
子宮頸がんにかかると、どういう症状がありますか? |
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野末先生:
初期は、ほとんど自覚症状はありません。進行してくると、セックスのときなど出血することがあります。いずれにしても、不正出血があったら、すぐに受診することが必要です。出血がある間は受診を控える人もいるようですが、どこから、どのくらい出血しているのかといったことなどもわかるので、むしろ出血しているときに受診してほしいと思います。しかし、症状が全くなくても、できれば年に一回は定期的に検査を受けることが一番大切ですね。 |
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Oさん:
検査では、どういうことをするのですか? |
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野末先生:
問診や内診などのほかに、まずは細胞診を行います。これは、子宮頸部から細胞をとって顕微鏡で調べる検査です。綿棒やヘラ、ブラシのような専用器具を膣から入れて、子宮の入り口と頸管の細胞をこすりとりますが、とくに痛みはないでしょう。この細胞診でがんが疑われる場合は、さらに詳しい検査を受けることになります。 |
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Oさん:
定期的に検査を受けるようにということですが、どれくらいの間隔で受ければいいのでしょうか? |
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野末先生:
細胞診の結果は、5段階に分類されますが、それにより定期検査の間隔も違ってきます。まったく正常なクラスTならば、年に1回、炎症などによる細胞の変化はあるものの良性のクラスUは6カ月に1回、境界型のクラスVaであれば3カ月おきに、というのがスタンダードでしょう。ただ、結婚しているなど性生活のある人は、クラスU以上がほとんどです。 |
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Oさん:
わかりました。さっそく検査に行ってみます。いろいろありがとうございました。 |
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