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Kさん:
子供は3人おり、もう作る予定はありません。じつは、3人目が予定外で妊娠しちゃったので、
今回はちゃんと避妊したいと思っています。 |
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野末先生: そのときは、どんな避妊方法でしたか? |
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Kさん:
コンドームです…… |
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野末先生: そうですね。コンドームは挿入する前からきちんとつけておかないと、避妊に失敗することがありますね。やはり、避妊効果が一番高いのは、ピルでしょう。 |
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Kさん: そうですか。ピルって、どういうものか、よく知らないのですが。 |
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野末先生: 現在、経口避妊薬として使われているピルは、含まれているホルモンの量が少ない低容量ピルです。ピルには女性用ホルモンの卵胞ホルモンと黄体ホル
モンが含まれていて、排卵を抑える働きがあり、それで避妊できるわけです。 |
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Kさん:
毎日飲むんですか? |
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野末先生:
月経の初日から毎日1錠、3週間飲み続け、次の1週間は服用をストップします。この間に出血が起きますが、無排卵の月経です。そして、また月経の初日から飲み始めるというように、4週間が1サイクルになっています。 |
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Kさん:
飲み忘れたら、どうしましょう? |
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野末先生:
毎日できるだけ同じ時間帯に飲むようにしますが、半日くらいなら、遅れて飲めば大丈夫です。まる1日空いてしまったときは、翌日2錠飲みましょう。しかし、2日以上飲み忘れた場合は、ピルの効果が期待できなくなります。飲み忘れた日から1週間休んでから、また飲みだすようにしましょう。 |
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Kさん:
副作用も気になるのですが。 |
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野末先生:
飲み始めて1〜2ヶ月は、吐き気や乳房の張り、不正出血などが起きることもあります。たいていは、飲み続けているうちに消えていきますが、つらいときは医師に相談を。クスリの種類を変えると楽になることもありますし、このような副作用を抑えるクスリもありますから。また、ピルを飲んでいると、血栓症のリスクも高くなるので、身内に若くして心筋梗塞や脳梗塞になった人がいる方は、医師に相談しましょう。ただし、低容量ピルで血栓症が起きるのは、きわめてまれですがね。そのほか、35才以上でタバコを吸ってるいる人、肝臓や腎臓、心臓に病気がある人、コレステロール値や中性脂肪値、血糖値の高い人、高血圧の人なども、事前に相談をしてください。 |
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Kさん:
乳がんや子宮がんの影響は? |
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野末先生: 乳がんのリスクが増す可能性は低いのですが、外国のデータによると子宮頸がんの人は少し多いという報告があります。事前に検診を受けておくと安心ですね。 |
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Kさん:
ピルは市販されていないんですか? |
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野末先生:
はい。医師の処方が必要で、保険も適用されていません。でも、定期的な検診も兼ねて婦人科へ行くようにすれば、体のために、とてもいいことですね
。また、ピルには、月経痛や月経不順を改善したり、子宮筋腫や子宮内膜症の痛みを軽くするなどの効果もあり、治療にも使われているんですよ。 |
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Kさん:
わかりました。どうもありがとうございました。 |
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