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Nさん:
ここ数年、デリケートゾーンのかゆみに悩まされています。
最初、婦人科を受診したときは、カジンダ膣炎といわれました。 |
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野末先生: デリケートゾーンにかゆみがある場合、婦人科を受診すると、おりもの検査をします。カンジダ膣炎などの原因となる菌が増殖してないかどうか、膣の分泌物を採取して調べます。その結果、カジンダが見つかって、薬でいったんは治まったんですね。 |
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Nさん:
はい。でも、その後またかゆくなって。それで、受診したら、またカジンダで。 |
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野末先生: カジンダというのは、もともと私たちの体にいて、体力が弱まった時など発症することが多いようです。体の抵抗力が落ちると、膣粘膜も弱まり、カジンダにおかされやすくなるというわけです。それで、治りましたか。 |
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Nさん: はい。ところが、その後、またかゆいのでみてもらったら、今度は、とくに原因となる菌は見当たらないといわれました。でもかゆみはあるし…… どういうことなんでしょう?
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野末先生: 検査をしても、カジンダなどとくに原因となる菌が見つからないのに、かゆいという人は、皮膚がデリケートなことが多いようです。あなたは、アレルギー体質ではありませんか?
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Nさん:
はい、アレルギー体質で、今年の春も花粉症に悩まされました。 |
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野末先生:
膣の中も、鼻の中と同じで、粘膜でおおわれています。花粉症などアレルギー体質の人は、鼻の粘膜が敏感に反応して、
炎症などの症状があらわれやすいんですね。同じようなことが膣の中にも起こって、とくに原因となる菌がなくても、
ちょっとした刺激で膣の粘膜に炎症が起こりやすいのでしょう。あなたも、その可能性がありますね。一度、アレルギーを
専門にしている皮膚科を受診してみてはいかがですか? |
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Nさん:
わかりました。花粉症でみてもらっている皮膚科で相談してみます。 |
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野末先生: それと、体質を変えるという意味で、漢方療法もおすすめですね。
婦人科でも漢方を扱っているクリニックはありますから、相談してみてください。また、ストレスから、かゆみが起きることもありますが、心あたりはありませんか。
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Nさん:
確かに、このところ家庭のことで悩んでます。それが、ストレスになっているのかもしれません。
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野末先生:
ストレスの影響を受けて自律神経が乱れてくると、体にさまざまな症状があらわれてきます。かゆみも、
そのひとつです。自律神経をコントロールしている脳の中枢は、外からのストレスの影響を受けやすいので、
何か精神的な悩みがあると、それが頭痛や腹痛、かゆみなど体にあらわれてくるのですね。
もしも、ストレスがあるのなら、心療内科を受診してみるのもいいでしょう。実際に、精神的なトラブルを
解消したら、かゆみが消えたという方はいらっしゃいますからね。
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Pさん:
わかりました。どうもありがとうございました。 |
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野末先生:
おだいじになさってください。 |
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