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Oさん: これまで、子宮がん検診を受けたことがないのですが、周囲にもすすめられ、そろそろ受けようかなと思っています。
年齢的にも、受けたほうがいいですか? |
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野末先生: 子宮がんには、子宮の入り口にできる子宮頸がんと、子宮の体部にできる子宮体がんとがあります。
このうち、子宮体がんは閉経以降の女性に多い病気ですが、子宮頸がんは、30〜40代にピークを迎える病気です。
最近は20代にも増えており、10代でも発症します。性生活を持っている人なら、かかる可能性のある病気なので、あなたも、ぜひ検診を受けてくださいね。
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Oさん:
検診では、どんなことをするのでしょうか。ちょっと、コワイ感じもするのですが……
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野末先生: まず内診台に乗ってもらい、綿棒などでこするようにして、子宮膣部と子宮頸部の細胞をとります。ほとんど痛みはありませんよ。その細胞を、顕微鏡で調べるわけです。これを細胞診といいます。
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Oさん:
結果は、どのようにでるのですか?
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野末先生: 細胞診の結果は、5段階のクラスに分かれています。クラスⅠは、まったく異常がない状態、クラスⅡは、炎症などで細胞に変化がみられても、良性の場合です。たいていの人は、炎症などによって細胞の変化は認められますが、それが悪性でなければ心配することはありません。つぎのクラスⅢには、ⅢaとⅢbがあって、良性か悪性か判断しにくい境界型といえるでしょう。このうち、ⅢaはクラスⅡに近いもの、ⅢbはクラスⅣに近いものです。クラスⅣは、初期の上皮内がんとみられ、クラスⅤは浸潤がんと診断されます。このうち、クラスⅢb以上は、ただちに組織診を受けることになります。
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Oさん:
これって、がんの進みぐあいで、分かれているのですか?
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野末先生: 違いますよ。よく、細胞診の結果を伝えると、がんの進行度と間違えてビックリする人がいます。がんの進行度をI期とかII期とか呼びますが、これとはまったく違うものですよ。
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Oさん:
組織診というのは、どういうことをするのですか? |
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野末先生: コルポスコープという拡大鏡で異常所見を探し、その部位組織をとって、顕微鏡で詳しく調べるものです。また、必要に応じて超音波やMRIなどの画像検査もあわせて行います。
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Oさん:
検診は、どのくらいの間隔で受ければいいですか?
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野末先生: 細胞診の結果によって違ってきます。クラスIなら、つぎは1年後、クラスIIであれば6カ月後、クラスVaは3カ月後に検診を受けるというのが一般的です。細胞というのは、変化していくものですから、検査は定期的に受けることが大切ですね。
もしも、がんが見つかっても、早期発見できれば、子宮頸がんは子宮を残す治療が可能ですし、その後妊娠することもできるんですよ。それぞれの自治体では、ある一定年齢以降の女性に対して、子宮頸がん検診を公費負担で行っていますから、問い合わせてみるといいでしょう。
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Oさん:
わかりました。どうもありがとうございました。 |
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