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Mさん: 先日、ブライダルチェックを受けたら、クラミジアが陽性と出ました。とくに自覚症状はなかったのですが、だいじょうぶでしょうか? |
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野末先生: クラミジアにかかると、おりものがやや増えたり、デリケートゾーンにかゆみを覚える人もいますが、多くは自覚症状があまりない、
やっかいな病気です。ただ、症状は、扁桃炎などに出ることもありますよ。 |
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Mさん:
そういえば、扁桃炎にかかりましたが、クラミジアと何か関係があるんですか? |
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野末先生: クラミジアはセックスでうつる病気、いわゆる性感染症のひとつです。その症状は性器に出るだけではありません。オーラルセックスによって、のどの粘膜に感染すると、扁桃炎や咽頭炎を起こすこともあるんです。
ところで、血液検査だけでは今も感染させる危険性があるかは不明ですが、おりもの検査もしましたか? |
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Mさん:
いいえ、血液検査しか受けていません。おりもの検査もしなくてはいけませんか? |
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野末先生: おりもの検査で、子宮の入り口にクラミジアの病原体がいるかどうか、きちんと調べることが大切ですね。
病原体がいれば治療が必要ですが、いなければ、とくに治療する必要はありませんから。 |
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Mさん:
夫はどうでしょう。検査が必要ですか。 |
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野末先生: 男性はとくに検査をしなくても、女性側だけでもプラスだったら両者治療するようにしましょう。
というのも、男性は検査をしてもマイナスに出ることがあるんですね。 |
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Mさん:
ほんとうですか。夫もとくに症状がないようなのですが。 |
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野末先生: 男性の場合は、尿と精液の出口が同じですから、そのため菌がいても尿で流されマイナスになるのではと考えられます。また、男性はクラミジアにかかると、一般的に女性よりも症状が出やすく、尿道炎になって排尿痛を覚えたり、尿道内がむずがゆくなったりします。このような症状があったら、泌尿器科を受診しましょう。ただ、とくに症状がみられなければ、あなたの通院先の婦人科で夫の分も薬を出してくれるはずですから相談してみてごらんなさい。
いずれにしても、クラミジアはセックスでうつる病気ですから、一方だけの治療では、感染を繰り返すことになり、ちっとも治りませんよ。ふたり一緒に、同時に治療することが大切なんです。 |
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Mさん:
治療は、どういうものですか? |
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野末先生: 抗生物質を飲んでもらいます。一回の服用でたいてい治ります。ただし、再検査をして、治っていることを確認してください。クラミジアは放っておくと感染が進んで、女性の場合は、卵管炎などにかかって、不妊症の原因になることもありますから、きちんと治しておくことが大切ですね。 |
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Mさん:
クラミジアで不妊症になるのですか? |
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野末先生:
クラミジアによって卵管に炎症が起きると、細い卵管は、すぐに狭くなったり詰まったりするんです。
そうなると、卵子は精子と出会うことができず、当然、妊娠は成立しないことになってしまうんですね。 |
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Mさん:
わかりました。どうもありがとうございました。 |
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野末先生: おだいじになさってください。 |