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| ●子宮内膜症 |
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先月の定期検診で、腫瘍マーカーの数値が上がっていました。
手術をすべきということですか? |
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左の卵巣に内膜症があるとわかり、2年前からホルモン剤の治療を受けていました。しかし、めまいなどの副作用がつらく、しばらく治療を休んでいたら、先月の検診で、腫瘍マーカーの数値が高くなったといわれました。手術をしたほうがいいとのでしょうか。気になります。(埼玉県/K・Iさん 38才) |
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治療を休んだ影響で数値が高くなった可能性も。
1カ月間薬を使ってみて数値の変化をみてみては。 |
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子宮の内側をおおっている子宮内膜は、月経周期に合わせ、増殖してはがれ落ち、また増殖するということを繰り返しています。ところが、この子宮内膜が、本来のあるべき子宮以外の卵管や卵巣、筋層内で増殖する場合を腺筋症といいます。
発症する場所は、卵巣や卵管、子宮筋層内などさまざまですが、問題はこうした部位でも、月経周期に応じて子宮内膜が増殖を繰り返すということ。しかも子宮内ではないため、はがれ落ちた内膜は月経血として体外に出ることはできず体の内にたまってしまうのです。卵巣にできた内膜症なら、毎月たまっていく血液はのう腫となり、痛みや不快感などのほか不妊の原因になることもあります。
治療は薬物治療と手術がありますが、あなたが受けていた治療は、ホルモン剤を使って一時的に閉経状態を作るという方法でしょう。内膜症のつらい症状は、月経により引き起こされるので、これをストップさせることで、症状の緩和をはかる治療法です。ただ、骨の密度低下や更年期症状が出てくる場合もあります。そこで、治療は4〜6カ月をワンクールとし、しばらく休んで、必要であればもう1回と休みながら行います。副作用がつらければ、ピルを使い排卵を止め、月経を減らす方法や、漢方薬を使う場合もあるので主治医に相談してみて。
手術も、最近は、開腹しないですむ腹腔鏡手術が主流ですが、整った設備と技術のある施設で受ける必要があります。
腫瘍マーカーは、卵巣がんの診断にも用いますし、内膜症のモニターとしてもよく行います。数値が上がったそうですが、治療を休んでいたことが影響したとも考えられます。万が一、卵巣がんの場合は、内膜症の薬を使っても下がりませんが、内膜症であれば、薬を使っていると数値は下がってきます。1カ月間でもホルモン剤の治療を試し、もう一度測ってみては。手術は、その結果をみてから検討しても遅くはないでしょう。 |