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| ●卵巣嚢腫 |
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卵巣嚢腫があります。早めに妊娠したほうがいいですか?
それとも妊娠前に手術をしておいたほうがいい? |
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先日の子宮ガン検診で、5cm大の卵巣嚢腫があるとわかりました。現在1才半の子どもがいますが、早めに次の子がほしいと思っています。卵巣嚢腫があっても、先に妊娠してしまったほうがいいのでしょうか。それとも、手術をしておいたほうがいいのか、悩んでいます。 (静岡県/W・Kさん 34才) |
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しばらくは経過観察していき、大きくなるようなら、妊娠前に手術をしておいたほうが安心でしょう。 |
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卵巣嚢腫は、卵巣にできる良性の腫瘍です。卵巣嚢腫のほとんどが、中身は液体のブヨブヨしたタイプですが、なかには中身がかたい充実性腫瘍もあります。腫瘤が良性か悪性かは、腫瘤のタイプだけからは簡単に決められません。そこで、卵巣嚢腫が見つかったら、まずは悪性のものでないことを確認しておく必要があります。そのため、定期的な検診を受け、超音波検査などで嚢腫の状態をチェックしていくことがたいせつです。特に、卵巣は子宮のように外から細胞や組織を採取して調べることができませんから、場合によっては、CTスキャンやMRIなどでくわしく調べることもあるでしょう。
また、卵巣嚢腫のなかには、ホルモンの状態でしぼんだりはれたりするものもありますから、一回の検査で診断するのではなく、しばらく経過を見ていくことになります。妊娠中なども、ホルモンの影響で一時的に卵巣がはれ上の場合といわれていますが、手術の前に妊娠したほうがいいのかどうかは、今後、嚢腫の大きさがどのように変化していくかで判断すべきでしょう。もしもしぼんでいくようなら、当然、手術の必要はありません。しかし、大きくなっていくようであれば、次の妊娠に備え手術をしておいたほうが安心かもしれません。嚢腫を持ったまま妊娠し、妊娠中に嚢腫の茎がねじれる茎捻転を起こすと、妊娠していても緊急手術を行うことになってしまうからです。茎捻転が起きると、激しい痛みでショック状態に陥る人もいます。
手術をするにしても、卵巣は残して嚢腫だけをとる方法もあります。たとえ、片方の卵巣をとっても、もう一方が残っていれば、妊娠は可能です。
今後の検診の結果しだいということになりますから、必ず定期的に受けるようにしましょう。 |