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| ●避妊以外のピルの効果
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排卵痛の治療に、ピルを処方されました。副作用が心配ですが、効きめはあるのでしょうか?
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毎月、排卵のころになると腹痛に悩まされており、婦人科を受診したら、特に卵巣のはれもないし心配ないとのことでした。結局、排卵痛とのことで、ピルを処方されたのですが、副作用が心配です。この先子どもを作る予定はないのですが、ピルにどのような効果
があるのですか?
(静岡県/U・Nさん 32才)) |
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ピルには、月経不順を治したり月経痛を軽くする効果
も。排卵を抑えるので排卵痛にも効きめ大。 |
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特に子宮内膜症などの病気がなければ、診断の通り、排卵のときに下腹が痛くなる排卵痛でしょう。
排卵とは、卵巣内の成熟した卵胞が卵巣から外に飛び出すことです。排卵直前の卵胞が急激に大きくなるための痛みや、排卵のときに卵巣から出血した血液が腹膜を刺激して痛みを覚えることがあり、これを排卵痛といいます。
排卵痛の治療には、排卵を抑えるピルが特効薬です。妊娠を望まないのであれば、ピルで排卵しないようにすれば、痛みも来ないというわけです。
実は、ピルは避妊薬としてだけ使われているのではありません。ピルには、月経の周期をコントロールして月経不順をなおしたり、月経痛を軽くするといった効果もあり、治療薬としても使われているのです。また、更年期症状があらわれ始めたころの人に、ホルモン補充療法の前段としてピルを使う場合もあります。その他、ピルを飲んでいる人のほうが飲んでいない人より、子宮体ガンや卵巣ガン、卵巣のう胞になる率が低い、乳房の良性腫瘍の率が減ることなども知られています。
副作用に関しても、最近はホルモン量の少ない低用量ピルが普及し、昔使われていたホルモン量の多いピルのような心配はなくなっています。もっとも、日本で低用量ピルが解禁されたのは、つい4年前の1999年。欧米各国から遅れること数十年での解禁でした。
ピルの副作用の主なものは、吐きけや頭痛、乳房の張りなどです。ただ、これらは飲み始めの1〜2カ月間はみられても、たいてい体が慣れてくると消える症状です。もっとも、血のかたまりが血管の中にできる血栓症を起こすことがあり、35才以上でタバコを吸う人や、心筋梗塞や脳梗塞を起こしたことのある家族のいる人など、血栓症のリスクの高い人は飲むことができません。乳ガンや子宮ガンを患っている人、肝臓や心臓、腎臓に病気がある人、高血圧の人なども、主治医とよく相談してからにしましょう。 |