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外陰部のしこり |
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小陰唇の側のしこりが消えたら、肛門の近くにまたできました。このまま様子を見ていていいの?
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入浴の際、小陰唇の内側にしこりがあるのを見つけました。しばらくして少し痛みも感じてきたのですが、いつの間にか消えてしまいました。ところが、今度は肛門と膣の間くらいにしこりが。今のところ痛みなどはありませんが、このまま様子を見ていていいのでしょうか?
(群馬県/H・Sさん 38才) |
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しこりだけなら、あまり心配ないでしょう。痛みや灼熱感などもあるときは、早めに受診してください。 |
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外陰部の皮膚も、体のほかの部分の皮膚と基本的には同じです。皮脂腺が詰まって吹き出物ができたり、デコボコしていたり、しこりがあっても不思議ではないでしょう。しこりだけで痛みやかゆみなど他の症状がなければ、ほとんどの場合、心配ないものです。
ただ、しこりに加えて痛みがあるときは、バルトリン腺炎を起こしている場合があります。バルトリン腺というのは、膣の入り口両側後方にある粘液を分泌する腺です。ここにバイ菌が入って炎症が起きると痛みを感じるようになります。炎症で排出管が詰まると分泌液がたまり、コリコリしたしこりを感じます。感染がひどい場合は、膿瘍といって膿がたまり、血膿が出たり、激しく痛むことも。とくに他の症状がなければあまり心配することはないのですが、痛みを覚えるときは婦人科を受診したほうがいいでしょう。
産後の一時期や、更年期以降に外陰部のしこりとして感じるものに、子宮脱や子宮下垂があります。子宮下垂は、お産の後などに骨盤底筋がゆるんで子宮が下がってくることをいい、子宮脱は、さらに下がって子宮が膣から出てしまう状態を指します。子宮が下がり気味になると、膣のあたりに違和感を覚えます。とくに、しゃがんだり、おなかに力を入れたときにわかります。子宮脱になると外陰部のしこりとして感じることがあり、膣から出た部分がただれたり、出血したりします。
しこりではなくイボという場合は、尖圭コンジロームという病気が疑われます。ただ、この場合は痛がゆさや灼熱感などを伴います。尖圭コンジロームはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染症で、外陰部にできる良性の腫瘍です。性感染症のひとつですから、男性も感染していることが多いのですが、男性はイボ以外に痛みなどの症状がないため見過ごされ、ピンポン感染を繰り返しやすい病気です。いずれにしろ、しこりだけでなく、痛みや発熱感があれば、すぐに受診しましょう。 |