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卵巣嚢腫 |
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結婚前に右の卵巣をとり、最近左の卵巣にも嚢腫が。もうひとりほしいのですが手術をすべき? |
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結婚前、卵巣嚢腫の手術を受け、右の卵巣をとりました。その後、結婚して子どももできたのですが、最近、左の卵巣にも2cm程度の嚢腫があることがわかりました。できればもうひとり、子どもをほしいと思っていますが、手術をしたほうがいいでしょうか?(東京都/S・Oさん 27才) |
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一般
的に2cm程度なら手術はせず、様子を見ます。妊娠の妨げにもならない大きさでしょう。 |
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卵巣嚢腫は、卵巣にできる"できもの"、いわゆる腫瘍の一種です。腫瘍といっても卵巣嚢腫は良性の腫瘍の場合が多いのですが、腫瘍がある場合、まずは悪性でないことを調べておく必要があります。最近は、内診のほか血液検査や超音波検査、CTスキャン、MRIなどで、良性か悪性か診断をします。
ただし、良性の嚢腫でも一定以上大きい場合は、手術で切除するのが原則です。これは、放っておくと茎捻転などのトラブルに結びつくこともあるからです。嚢腫の根元が何かの拍子にねじれる茎捻転が起きると、下腹部の激痛やショック症状に見舞われます。さらに、外からの検査だけでは100%良性とは診断できないため、大きすぎたり、多少でも悪性が疑われる場合は手術を行います。手術による摘出物を組織検査すれば、確実な診断がつきます。
手術といっても、良性であることが確実で、妊娠を希望するような場合は、嚢腫部分だけをとり、卵巣のほかの部分は残す方法をとります。また、一方をとっても片方が残っていれば卵巣機能に問題はないので、妊娠も出産も可能です。しかし、両方の卵巣を全摘すると、閉経時にみられるような更年期症状が、特に若い人に強く出るといった影響があるため、年齢や症状などから判断して、良性の場合はできるだけ片側を、それもとらなければいけない場合でもその一部を、残すようにします。やむをえず両方の卵巣を全摘したときは、術後に女性ホルモンを補う治療を行います。
ところで、あなたのように嚢腫があっても2cmと小さい場合は、すぐに手術をする必要はないでしょう。しばらく様子を見ていてかまわない大きさですし、2cm程度なら妊娠の妨げにもならないと思います。妊娠後も、大きくならなければそのままでの出産が可能です。たとえ妊娠中に手術をすることになっても、赤ちゃんやお産に影響することはありません。ただし、定期的に検査は受けていきましょう。 |