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卵巣出血 |
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排卵のころになると下腹部痛があり、卵巣出血といわれました。どんな病気ですか?
治療は必要? |
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排卵の時期になると左の下腹部が痛むので婦人科へ行きました。診断の結果
、卵巣出血ではないかといわれたのですが、どのような病気なのでしょうか? 治療法としてピルをすすめられたのですが、飲めば痛みがなくなりますか? また、卵巣出血以外の病気も考えられますか?
(群馬県/Y・Oさん 29才) |
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排卵で卵が飛び出すとき、卵巣に傷がつきます。この傷から出血することを卵巣出血と言います。
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排卵のとき、卵は卵巣から腹腔内に飛び出します。この卵は卵管にキャッチされて子宮へと向かうわけですが、卵が飛び出す際、卵巣には毎回必ず傷ができます。多少の傷や少しの出血なら問題ありませんが、なかには、卵巣の傷からの出血が腹膜を刺激しておなかが痛くなったり、場合によっては出血が多くてショック症状を引き起こすこともあるのです。
このような排卵による卵巣からの出血を卵巣出血と言います。 卵巣出血の場合、治療としては、まずは痛み止めや止血剤を処方しますが、排卵を抑制する目的でピルを使用することもあります。排卵が抑制されれば、毎月卵巣を傷つけることもなく出血を防げるため、腹痛に悩まされることもなくなるというわけです。
ご存じのように、ピルは避妊薬として使われている薬ですから、次のお子さんが欲しいというのであれば使えませんが、妊娠の予定がなければ避妊も兼ねてピルを使うのはおすすめです。
また、排卵が抑制されて卵巣に傷が付きにくくなるため、卵巣ガンにもなりにくいともいわれていますし、子宮内膜症にも、ピルは有効です。副作用の心配をされる方も多いようですが、低用量
ピルなら副作用の心配も少ないのでとりあえず2〜3周期使って、様子をみてはいかがですか。
ただし、毎周期、卵巣出血による下腹部痛に悩まされるというケースは少なく、下腹部痛を訴える患者さんの場合は、一般
的に卵巣嚢腫か子宮内膜症、あるいは卵巣出血、クラミジアなどによる卵管炎などを疑います。まれに妊娠に気づかず子宮外妊娠だったという場合もあります。
なかでも、とくに最近増えているのがクラミジアにかかって卵管に炎症が起きたというケースです。ですから、もし、まだクラミジアの検査を受けていないようなら、念のため調べておいたほうがよいでしょう。子宮内膜症の場合も似た症状を示すことがありますから、今後も毎月下腹部痛が続くようであれば、さらに詳しい検査を受けるようにしてください。 |